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4月1日(月)―4月7日(日) 日記

4月1日(月)―4月7日(日) 日記

4月1日(月)日記を始めよう

今年度は、時間にも心にもすこぶるゆとりが生まれると思っているし、日記を始めることにした。とはいえ、3日後、ぽつねんと「日記を始めます!」みたいな記事が1つだけ佇んでいるというのはみっともないものである。なので、あすから6日間の日記はとりあえず下書きで書いて、すべてがうまくいったら毎日公開みたいな感じにしようと思う。よろしくね。

4月2日(火)人生終了

昔のブログのバックアップを整理できた。開発環境を作って内容を確認したら整理したいとずっと思っていたので、実現できてよかった。とはいえど一部は思い出でもあるので、当たり障りのない投稿だけを残して、現行のブログに少し移植するようにした。過去アーカイブをさかのぼれば、稚拙で短いが風情にあふれた文章を読むことができるはずだ。

これで、パソコンにある更新日時の古いファイルがまた一つ消えた。記憶媒体にある昔のファイルというものは意外にないんだなということを実感する。自然淘汰というか、新陳代謝というか、諸行無常だなあと思う。

4月3日(水)、もやし人間

大学の健康診断を受けに行った。ガリガリすぎてずっと保健科から呼び出されてきたので、きっと今年もそうなんだろう。中学校のときにもやしとか言われててヘラヘラしてたけど、大人になった今、真面目に体力や必要十分な体重は必要だと思うようになって笑えなくなってきた。だって身近な周りの人間が結構筋トレしてるんだもん。焦燥。

視力はメガネを換えたのもあって良くなっていた。メガネは生活の質を大きく向上させた。ほんとうに換えてよかった。

家に帰ったら疲れて寝てしまった。

4月4日(木)、番組を見た

NHKの「3か月でマスターする」シリーズを見始めた。今季のテーマは世界史で、今回はオリエントとよばれるヨーロッパ東方地域での文明(メソポタミア文明、エジプト文明、インダス文明、黄河文明)が起こりえた理由を、地理的、および文化的な接触の多さや、その王朝における統治の方法など、多面的な切り口から探っている。なぜこれを観ようと思ったのかというと、まあ前々からNHKプラスを見ていた時に気になっていたのはあるけれど、たまたまXで流れてきた投稿が決定打となった。それから、英語やってるのに世界史をあまり知らないのはどうなの?というコンプレックスに訴えかけてきたためである。今回より、Googleカレンダーに放送日程をスケジュールとして登録したので、継続して視聴したいと思っている。

4月5日(金)、メタ認知

この前説明会に行って、魅力的に感じた企業のESを書いて提出した。基本的には、会社とその業界がどんな感じなのかを会社のプレスリリースやオウンドメディアをゆっくり読み進めながらメモをとって、自分がその会社で働くイメージを涵養しながら書くとよい。なお、そこで自分をメタ的に認知できているとなおさらよい。これに気づくまでが遅かった。もっと精進しなければいけない。

「自己理解」とか「企業研究」という言葉があるが、就活ビジネスの常套文句的な感じで使われていて、ピュアじゃない。手垢まみれのグズグズ言葉だから使いたくない。だから口から出そうになって毎回言い換える試みをしている。

4月6日(土)、spareのれびゅー

spareという英単語は便利でぜひ使いたいと思う多義語である。コアイメージとしては時間、経済的なリソースを「余らせている」というイメージで、たとえば形容詞として使うと”Have you got any spare boxes?”というと「余っている箱ありませんか。」になる。また、カフェテリアなんかで”I’ll go and see if there are any spare seats.”というと「空いてる席がないか見てくる。」になる。しかし、中でも動詞として使う方法はなかなか凝っていて、「割く」とか「貯蓄・確保しておく」、「誰かが何かをしなくて済むようにする」みたいな意味にもつながっていく。語法をいまいち理解できてなかったけどこの前give、allocateやassign系だなって自分の中で腑に落ちて使えるようになった。なかでも今回は1番目の意味について、LDOCEの例文を参照しながらメモする。

まずこの動詞は基本的には第3文型をとれる。第3文型はいわゆるSVOで、一つの目的語をとる。たとえば、ちょっと手が離せないとき、誰かに依頼されて困ったときに、”Sorry, I can’t spare the time.”というと、「すみません。時間を割けないんです。」になる。ところで、この文では主語Iが誰のために時間を割くかというところに着目すると、「あなた」である。この対象は暗黙的に定まる。

これを発展させて第4文型をとることもできる。第4文型はいわゆるSVOOで、2個の目的語をとり、1個目に対象の人、すなわち『誰に』、そして2個目に対象のモノ、すなわち『何を』が来るパターンである。たとえば”Could you possibly spare me a few moments in private?”なんていうと、「プライベートで2, 3分お時間のほうをいただけると幸いなのですが。」的な意味になる。人がyouとmeで2人出てきているが、さっきのバージョンに加えて、youがリソースをさく相手として、meという対象が明示的に指定されている。

この二つを見ると、少なくともあとに続く例文を見ても語法には困らないと思うので、取り急ぎ書いた。

4月7日(日)、好きこそものの上手なれ

何か意識的に努力して得た専門性より、無意識的に努力していた行動によって得た専門性の方が綻びが少なく、結局キャリア的に成功しているんじゃないか、なんていう言説をたまたまみて、「好きこそものの上手なれ」ということわざを思い出した。好きを仕事にしたい、あるいは自分の好きなことを生かして社会に貢献できないかという独善的な考えが通用すればいいけど、自分の周りの人は結局それで成功している人が多い。だから自分もできるならそうしたい。

ところで、このことわざは身近に観測することのできる古典である。「こそ」という係助詞がくると、セットで後続の動詞が已然形に変化するというものである。古典に関して言えば、高校時代は本当に文系に行こうと思っていて、古典の授業をとっていたくらいで、正直面白いとは思っていないけど興味はある。伊集院光さんが出ていた100分de名著、見てもいいかもなあ。

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