FL Studioでパーカッションを打ち込む方法をまとめてみた

FL Studioを触ってみて初めて思うであろうことは、きっとパーカッションの「打ち込み方の多さ」でしょう。

例えばこんな打ち込み方が考えられます。

  • プレイリストにそのまま音声ファイルを貼り付ける
  • ドラムを一つのパターンにまとめて打ち込む
    • ピアノロール + チャンネルラックでそのまま打ち込む
    • ステップシーケンサーを利用する
  • ドラムを一つのチャンネルにまとめて打ち込む
    • FPC / DirectWaveなどのサンプラーを利用する
    • Layerを使ってチャンネルの楽器をマッピングする
    • サードパーティーのサンプラーを利用する

ざっと数えただけでも様々な打ち込み方をしている人がいることでしょう。ただし僕は適材適所に使い分けることができればどれも良しと思っています。そんな適材適所、それぞれの手法の利点を想定しながらいくつか以下にまとめてみました。
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FL StudioのPPQを変更してCPU負荷を減らす

Image-Line社からリリースされているDAW、FL Studioでは、Project Settings >> Time SettingsからPPQ (Pulse Per Quarter) という、そのプロジェクト上での4分音符の基準となるゲートタイムを決定する値を選択することができます。

ズバリ言ってしまうと、これを少なくすればするほど再生中やレンダリング時のCPU負荷を減らすことができます。その代わり、オートメーションの滑らかさが悪くなったり細かいノートが打ち込めなくなります

また注意として、PPQを低いほうへ設定した場合、前で設定した音価より短いノートがあった場合、ノートが移動してしまったり、音価が変わってしまうことに注意してください。また、Channnel Setting内でアルペジオの設定をしていた場合、この設定値は 1:00 や 4:00 といったような相対値となりますので、ゲートタイムやタイミングの設定が狂ってしまうので注意が必要です。

Time Base (PPQ)というやつです
Time Base (PPQ)というやつです

PPQ(N)とも表記されることがありますが同義です。

音符の長さとPPQ (Pulses per quarter) =24の時の関係
画像はPPQ = 24に設定したときのそれぞれの音価をあらわしています。この場合、PPQ=24のときに打ち込める最短の音符は32分3連符ということになります。

もしCPU負荷に困っていたら試してみる価値はあると思います。(96→24にしたら10%くらい使用率が減りました)
以下の画像は極端な例ですが、PPQを960(最大)と24(最小)にしたときのそれぞれのパフォーマンスモニターの比較です。

PPQ = 24に設定
PPQ = 24に設定したとき
PPQ = 960に設定
PPQ = 960に設定したとき (過負荷を起こして音が破綻しています。)

参考

Yokkin’s 3-Bands Saturator について

ダウンロード

FL Studio 20.6以降で動作します。前方互換性はありません。
セキュリティ上の理由で直接fstをうpできないのでzip圧縮しています。

3-Bands-Saturator (29 ダウンロード)

概要

Yokkin’s 3-Bands Saturator はFL Studioのみで使えるPatcherプリセットです。マルチバンド処理を用いており、痒い所に手が届くサチュレーターです。なお、このプリセットは音を積極的に加工するためのインサート向けのものです。この記事を読んで使い方を心得てくだされば幸いです。

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