Odin 2 モジュレーションマトリクスについて

はじめに

Odin 2では、モジュレーションにおいて重要な「ソース(何で動かすか)」と「接続先(何を動かすか)」それから「モジュレーション量(どれくらい動かすか)」の三つの要素が一目でわかるようになっています。この仕組みはSerumにも似ていますね。

モジュレーションって何?

シンセサイザーにおいて、モジュレーションという意味は、何かのパラメーターを使って2つ以上の他のパラメーターを動かすことです。

例えばFMシンセサイザーでは、最低でも2つ以上のオシレーター(オペレーター)を使って、キャリアモジュレーターという関係を作り、最終的な音を作りますよね。1つのオシレーターがもう1つのオシレータを早く揺らしたり、強く揺らして音を作っているのです。

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Odin 2 FXモジュールについて

はじめに

ハイブリッドシンセサイザーOdin 2には、4つのエフェクターが付属していますが、このFXについて解説していきたいと思います。

  • Delay
    無難なディレイ。ベータ版でPing-Pongをオンにしてもステレオにならないのはたぶんバグ。
  • Phaser
    フェーザー。ステージ数の指定ができないのが結構残念。見た感じ12ある。音程に合わせて動いたりしたら結構面白そうだよあと思った。
  • Chorus
    コーラス。結構デジタルっぽいかかり方。ポール数の指定はできない。
  • Flanger
    フランジャー。結構きれいにかかる。ポール数の指定はできないが、ステレオ対応。

知っておくべき知識

エフェクトは左から順番にかかる

これに伴い、エフェクト名をドラッグすることでエフェクトがかかる順番を変更することができます。

ChorusとDelayを並び替えています。
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Odin 2 Filterモジュールについて

ハイブリッドシンセサイザー Odin 2には多数のオシレータだけでなく、一般的なフィルタのほかにも特徴的なフィルターをそろえています。次はフィルタのモジュールを見ていきましょう。

Filter 1: Lowpass into Filter 2: SVF(Notch)
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Odin 2 Oscillatorモジュールについて

ハイブリッドシンセサイザー、Odin 2の特徴としては、まずはその名にかけて多彩なオシレーターが存在することでしょう。できる限り紹介していきたいと思います。

なんと11種類あります
  • Analog Oscillator
    一般的なシンセサイザーと同じように、ノコギリ波、パルス波、三角波、サイン波を兼ね備えています。
  • Wavetable Oscillator
    SurgeやSerum、Lithのようなウェーブテーブルシンセサイザーです。ただし、AsymmetoricやWavefoldなどといった波形単位での代表的な波形の変形はできず、波形の開始位置設定 & モーフィングのみが可能となっています。デフォルトのパッチは結構ある模様。デフォルトでModEnvelopeにルーティングされています。
いろいろなウェーブテーブルがありますが、これから増えると思われます。
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Odin 2 Amplifierモジュールについて

ハイブリッドシンセサイザー、Odin 2において、このモジュールではFilter 1/2から入力された音声を、どのように処理して出力するかを具体的に設定することができます。

Wideノブ

ハースディレイ的な機能です。左右で同じ音をわずかにずらして鳴らすことによって左右に音を広げることができます。右に回すと右の音声が後ろにずれて、左に回すと左の音声は後ろにずれます。正直もうちょっとましな広げ方してくれればいいのにと思っています。これだと不自然なので…。

ディストーション

続いて、ディストーションの種類を見ていきましょう。

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Odin 2 レビュー & 解説

はじめに

TheWaveWardenより無料で配布され、現在ベータ版としてリリースされているバーチャルシンセサイザー「Odin 2」が今話題になってますね。これについてのレビュー、解説をした記事になります。

おことわり

このシンセは開発段階であり、まだバグやアーティファクトもたくさん孕んでいるはずです。そのためどのサイトのレビューも信用なりません。決して鵜呑みにはしないでください。参考にするという言葉が割に合うでしょう。

どんなことができる?

Odin2。元サイトより拝借。

Odin 2は様々な方法を用いて音色を作ることができる、いわゆる「ハイブリッドシンセサイザー」に分類されると思っています。その証拠にこのシンセサイザーはなんと11もの独立したオシレーターを有しています。

オシレーターはなんと3つ

FXを含むすべてのパラメーターに対してLFO x4 、ADSR x4、X / Yコントローラー、ベロシティーをベースにしたモジュレーションが可能となっており、非常に柔軟度が高いです。

モジュレーションソースもモジュレーション先も有り余るレヴェル
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